ウーバーピールが安いクリニックを紹介!料金や口コミ、ヴェルベットスキンとの違いまで解説

「年齢とともに肌の悩みが増えるのは仕方ない」と思いつつ、毎朝鏡を見るたびにがっかりしていませんか?
美容クリニックに通い慣れている方なら抵抗は少ないかもしれませんが、「高額な施術」というイメージを持っている方も多いでしょう。ですが、実際には思っているほど高くないケースも多く、気軽に試せるメニューも増えています。
この記事では、年齢に関係なく多くの女性が抱える「美白」「ニキビ」「くすみ」などの肌悩みを解消する次世代治療「ウーバーピール」について、効果や料金、施術の特徴をわかりやすく解説します。
ウーバーピールとは?
ウーバーピールとは、ダーマペンとピーリング剤を組み合わせた施術です。
ピーリング剤とは肌の表面の角質層を剥離させる成分で、ドラッグストアや通販でも買うことができます。ただし市販薬と美容クリニックに使うピーリング剤は、濃度が違い効果に差があります。
市販のピーリング剤は、肌に角質をためにくくするぐらいのマイルドな効果。
一方美容クリニックの施術で使われるものは濃度が濃く、古い角質を除去する高い効果があることから、肌の質ごと変わったと感じられるでしょう。
また低刺激なので痛みが少なく、肌の弱い人にも使用可能で、ダウンタイムが短くて軽いところも特徴です。
ウーバーピールの効果は?おすすめの肌悩み
ウーバーピールにはどんな効果があるのでしょう。
とくにおすすめの肌質や症状はなにか?症例写真をもとに解説していきます。
ニキビ跡・色素沈着
ウーバーピール治療によって、肌のターンオーバーを整え余分な皮脂の排出が抑えられます。
またピーリング剤に含まれている抗炎症作用のあるマンデル酸が炎症の残るニキビ跡を改善。殺菌作用のあるレゾルシノールがニキビの炎症の悪化を防いでくれます。
施術名 | ダーマペン・ウーバーピール |
説明 | 「ダーマペン4」と「ウーバーピール」で毛穴の開きや黒ずみを根本的に解消します。さらに肌質改善がされ、キメが整ったツヤ肌を叶える美肌治療 |
副作用 | ダウンタイム:軽い内出血 深さにより出血するケースがあります。 |
料金 | 43,780円〜 198,000円 |
赤ら顔・くすみ
ウーバーピールの効果によって、肌のターンオーバーが整えられくすみや色素沈着を改善します。
細かなシワを減らす効果もあり、肌が全体的になめらかで柔らかくなった印象を与えられるでしょう。
施術名 | ダーマペン4+ウーバーピール |
説明 | ダーマペンで浅く均等に肌に微細な穴をあけた後、専用の低刺激ピーリング剤を塗布して、くすみを改善 |
副作用 | 施術後の発赤 乾燥・かさぶた 色素沈着 疼痛 毛のう炎の一次的な悪化 |
料金 | 1回22,000円 |
シミ・肝斑
ウーバーピールで使用するピーリング剤は低刺激なので、損傷した肌や肝斑、シミにも効果を発揮します。
ダーマペン4の施術を合わせることで、肌の創傷治癒力が高められ、皮膚再生を促せます。
高濃度ビタミンC点滴を合わせて行うと、メラニン細胞の活性化を防ぎ、日焼け痕のシミに効果的です。
施術名 | ダーマペン4+ウーバーピール |
説明 | ダーマペンで肌に無数の小さなアナを開け、肌の創傷治癒力を高め、皮膚再生を促して肝斑、シミを除去 |
副作用 | 発赤 内出血 痂皮(かひ) |
料金 | 5回198,000円 |
毛穴の開き
ダーマペン専用のピーリング剤を使用して、毛穴の汚れや角質を取り除くことで、毛穴を引き締め、トーンアップをすることができます。
古くなった角質を除去できることから、毛穴回りの色素沈着も改善されます。
施術名 | ダーマペン4+ウーバーピール |
説明 | ダーマペンとピーリング剤を用いたコンビネーション治療を3週間おきに合計5回 |
副作用 | 施術直後に針の跡、赤み、内出血 発赤、血腫、感染、膿疹、過敏症などが起こる危険性がある |
料金 | 1回42,350円 |
ウーバーピールは安い?料金相場と他の美肌治療との比較
ウーバーピールの料金は、1回あたり約20,000円〜38,000円前後が相場とされています。
これは、肌質改善を目的とした美容皮膚科の中でも中価格帯の施術に分類されます。治療対象となるのは主にニキビ・ニキビ跡・シミ・くすみ・毛穴の開きなどで、肌のターンオーバー促進と色素沈着の改善を同時に狙える点が大きな魅力です。
ウーバーピールと似た目的をもつ他の施術と料金を比較すると、下記のようにウーバーピールはピコレーザーよりやや高め、IPLと同等もしくはやや安めの価格帯に位置します。
施術名 | 料金相場(1回あたり) | 主な効果 |
---|---|---|
ウーバーピール | 約20,000円〜38,000円 | ニキビ・ニキビ跡、シミ、くすみ、毛穴の開き |
ピコレーザー | 約10,000円〜20,000円 | シミ・そばかす・色素沈着・タトゥー除去 |
IPL光治療 | 約13,000円〜40,000円 | シミ・赤ら顔・ニキビ・肌のくすみ |
また、ウーバーピールは即効性よりも穏やかで確実な肌質改善を重視する方に向いている施術であり、レーザーのような強い刺激が苦手な方にも選ばれています。
価格だけでなく、ダウンタイムや治療回数、肌への刺激の強さなどを含めて比較検討することで、自分に最適な美肌治療を見つけやすくなります。
ウーバーピールは安い?料金相場が安いクリニック
ウーバーピールは、次世代型の肌治療として注目を集めている一方で、まだ導入していない美容クリニックも多く見られます。
その中でもいち早く取り入れた、美容皮膚科であるフェミークリニックの特徴と料金設定を紹介します。
- ダーマペン4+ウーバーピールの料金に表面麻酔代が含まれている
- 1回の治療範囲で顔全体が可能!
- ダーマペンのメーカーが開発した専用ピーリング剤使用
フェミークリニックでは、ダーマペン4のオプション薬剤としてウーバーピールが選択可能です。
肌が生まれ変わるサイクルのターンオーバーを促すピーリング効果があり、ニキビ跡やシミ、肝斑の治療に向いています。
また、浅い層のみに届くように針の深さが調整されているため、他のオプション薬剤と比べてダウンタイムが短く済むというメリットがあります。
1回 | 33,000円 |
5回 | 154,000円 |
ウーバーピール後の経過・ダウンタイム
ウーバーピールは個人差があるものの、ダウンタイムが2~3日と短い特徴があります。
ただし過ごし方によっては、ダウンタイムが長くなってしまうのは、他の施術と同様です。
ここでは、どのように過ごせばいいのかを表にして解説します。
洗顔やメイク | 施術から6時間はメイクや洗顔不可 |
入浴 | 施術後当日は入浴を避け、シャワーのみ。翌日から短めに |
併用薬 | 施術後1週間は 「ディフェリンゲル」 「過酸化ベンゾイル」 配合のニキビ治療薬は使用不可 |
スキンケア | 施術後2週間は 「トレチノイン」 「ハイドロキノン」 配合のスキンケアの使用不可 |
その他、施術後の注意事項が医師から伝えられた指示に従えば、ダウンタイムは2~3日で治まります。
ウーバーピールに必要な施術回数と頻度
ウーバーピールは、症状や肌質など個人差があるものの、効果を得るまでに3回~5回の施術が必要とされています。
施術間隔は2週間~4週間に1度のペースがおすすめです。
1回の施術で効果を感じる方もいますが、維持するためにも複数回受けた方がいいでしょう。
3回〜5回の施術で症状が改善された後も、効果をしっかりと定着させるためには、数か月に一度のペースで医師の診察を受けながらメンテナンス通院を続けるのがおすすめです。
ウーバーピールとヴェルベットスキンの違い
ウーバーピールとヴェルベットスキンは、ともに肌のトラブルの改善に効果的な施術ですが、症状、向いている肌質に違いがあります。
治療の仕組みや成分の違い、特徴を表にして解説します。
施術名 | ウーバーピール | ヴェルベッドスキン |
治療法 | ダーマペンでウーバーピールを浅い層に浸透させる | ダーマペンとマッサージピールを合わせて真皮層にアプローチ |
主成分 | マンデル酸 乳酸 レジルシノール | トリクロロ酢酸 過酸化水素 コウジ酸 |
特徴 | 炎症やニキビ、色素沈着、美白に効果 | 肌のハリやツヤ、小じわ改善、毛穴のざらつきや目立ちに効果 |
どちらの施術もダーマペンを使用する点では共通していますが、ウーバーピールはヴェルベットスキンのように真皮層までアプローチするのではなく、より浅い層に浸透させることを目的としています。そのため、肌が敏感な方や刺激に弱い方でも比較的受けやすいというメリットがあります。
安くても平気?ウーバーピールの実際の口コミ
ウーバーピールを実際に受けた方はどんなことを実感しているのでしょう。
効果やコスパの口コミを集めたので参考にしてください。
良い口コミ
効果が出ている良い口コミからです。
とくにニキビやニキビ跡の悩みを持つ方に『効果あり』の口コミが多くみられました。
肌の施術の中でも平均的な料金のウーバーピールですが、効果が出れば『コスパ良好』というのはどんな施術でも同じなのでしょう。
悪い口コミ
続いて悪い口コミの中から効果に関してのものから紹介します。
肌質や同じニキビ、ニキビ跡であっても症状の違いにより、ウーバーピールは効果が出ない場合もあるようです。
施術法というより、症状を見極めてアプローチを選ぶ医師の力が重要ということなのでしょう。
ウーバーピールは3回~5回が平均的な施術回数ですが、症状により回数が増えたり、成果が出てもメンテナンスが必要であったりと、通院によるコスパの悪さを感じる方がいるようです。
ウーバーピールの注意点とデメリット
最後にウーバーピールの注意点とデメリットを解説します。
ウーバーピールは施術中の痛みやダウンタイムが短い特徴を持つ施術です。ただ、あくまでも一般的な情報であり、個人差は出てしまうもの。
大きなリスクはない治療ですが『思っていたのと違う』ということがないように、注意点とデメリットを紹介します。
施術中に痛みがある
ウーバーピールはダーマペンで微細な穴をあけて、薬剤を浸透させることから、施術中にチクチク、ピリピリとした痛みを感じる場合があります。痛みに弱い方や肌が乾燥した状態のときには、痛みは強くなるようです。
他のダーマペンによる施術と較べると、表皮の浅い部分へのアプローチのため痛みや内出血は少な目の治療ですが、心配な方は麻酔クリームが使用できるので、カウンセリングの際に相談してみましょう。
施術後に赤みや皮剥けが起こる
ウーバーピールの施術後から比較的すぐに出るのが赤みです。
ただ多くの場合は2日~3日で治まります。そのあとに起こるのが、皮剥けです。赤みが治まったころに起こりやすくなりますが、数日で治まるでしょう。乾燥も伴う場合は、保湿を十分にすることで期間を短くできるはずです。
また、ニキビ治療のあと白いニキビが新たにできてしまう人もいます。これは副作用によるもので、治るに従い肌の状態も良くなっていく兆候と見ていいでしょう。
ダウンタイムは全体的に1週間で治まるのが一般的です。
1回で効果が実感できない
ウーバーピールは、1回の施術で劇的な効果を実感することは少なく、継続的な施術によって徐々に肌の変化を感じられる治療です。
1度目の施術のあとには、赤みや皮剥け、新たなニキビなど、副反応が出るケースもあり、効果がないと感じてしまう人は多いでしょう。
ただ回数を重ねるごとに、肌質が改善され、ニキビやシミ、色素沈着といった症状が治まってきます。悩みを解消するために最低3回~5回の施術が必要です。
途中でやめてしまい、悪循環にはまってしまうのが、時間、お金をともに無駄にしてしまうことと考えましょう。