目の下のボトックスはたるみ取りに効果的!不自然に見えない?

クマ取り ボトックス注射

目は顔の印象を左右する重要なパーツ。疲れを感じさせるクマ、年齢を感じさせるシワやたるみといった悩みは尽きませんよね。

セルフケアでは効果を感じにくい目の下のお悩みには、目の下のボトックスが効果的です。とはいえデメリットもあり、失敗することも考えられます。後悔しないためには、効果が出る仕組みやマイナス面を理解し、納得したうえで施術を受けることが大切です。

目の下のボトックスの効果

ボトックスは、筋肉に薬剤を注射することで、筋肉の動きを抑えることができる施術です。筋肉の動きを抑えることによってシワを目立たなくしたり、目の大きさや形を変えたりと、さまざまな効果が得られます。

しわの軽減

目尻や目の下にできる放射状のシワは、眼輪筋という目の周りの筋肉が原因です。この筋肉は目を閉じたり笑ったりするときに動くので、眼輪筋に微量のボトックスを注入することで、目を閉じたり笑ったりするときにできるシワを減らすことができます。また、筋肉の動きが抑えられることで、新たなシワの発生を防ぐことができるので、シワの予防効果もあります。

治療は簡単で、目尻または目の下、もしくはその両方の部位で、片側各3-5か所にボトックスを注入します。治療時間は数分です。効果は3日ほどで現れ始め、1週間後にはシワが目立たなくなっていることを感じられるでしょう。

たるみ改善

皮膚は表面から、「表皮・真皮・皮下組織」の3層構造になっています。

筋肉ではなくこの真皮層に少量のボトックスを注入する「マイクロボトックス」という施術を受けることで、皮膚が引き締まり、ハリが生まれ、リフトアップするといった効果が得られます。これらの効果が目の下のたるみの改善につながります。

不自然に見えない表情の維持

ボトックスはシワやたるみを改善するだけでなく、目の大きさや形も変えることが可能です。例えば、目の下の外側の眼輪筋にボトックスを打つと、下まぶたが下がってたれ目になります。

ボトックスを打つと、表情が硬くなってしまうのではないかと心配される方もいるかもしれませんが、注入量や注入位置を慎重に調整することで、自然な表情を保ちながら悩みを改善することができます。

たるみ改善によってクマ解消!の仕組みとは?

シワやたるみと同じように目の印象を左右する、目の下のクマ。クマには青クマ、赤クマ、茶クマ、黒クマなどがあり、ぞれぞれ原因と改善方法が異なります。青クマと茶クマはセルフケアで改善できることも多いのですが、赤クマと黒クマはセルフケアでの改善はなかなか難しいのが現状です。

とくに黒クマは目の下にある眼窩脂肪が前にせり出してくることにより、目の下が膨らんだりたるんだりし、膨らみやたるみによって影や線ができた結果クマになってしまっています。セルフケアで簡単に眼窩脂肪をどうにかすることは難しいのです。

セルフケアで改善できない場合の赤クマや黒クマは、眼窩脂肪を取り除く手術で劇的に解消できるのですが、手術の方法によっては切開が必要となったり、高額だったりします。

「マイクロボトックス」という施術で皮膚の真皮層に少量のボトックスを打ち、目の下のたるみを軽減することによって目元の線や影を薄れさせ、クマの解消に繋げることができる場合があります。眼窩脂肪のせり出している程度によってはマイクロボトックスだけでは解消しないこともありますので、たるみと同時にクマも気になっているという方は選択肢のひとつとして考え、医師に相談すると良いでしょう。

目の下のボトックスのメリット 

ボトックスは注射による施術のため、メスを入れることもなく、痛みが少なく、跡も残りにくいです。ダウンタイムも少ないので比較的気軽に施術を受けられることが大きなメリットです。

ボトックスを打つことで、セルフケアでは効果を実感しづらい目の下のシワやたるみ改善にしっかりと効果が現れます。また、たるみの改善によるクマの改善といった相乗効果も期待できます。よって目元がパッと明るくなり、若々しい印象を手に入れることができます。

目の下のボトックスのデメリット

人によっては注射を打つ際や打ったあとに痛みを感じたり、内出血が起こることがあります。また、アレルギー反応が出たり、頭痛が起きたりと症状次第では医師への相談が必要になることも。

担当する医師の腕によっては、目が左右非対称になったり、不自然な笑顔になったりと、望まない結果になってしまう危険性もあります。満足のいく仕上がりになると印象を大きく変えられる目元だからこそ、失敗し後悔してしまうといったデメリットも大きいでしょう。

ボトックスの料金相場

「ボトックス」とは本来、アメリカのアラガン社が販売している商品の名前で、日本国内で唯一厚生労働省に認可されているものです。

アラガン社のボトックスと同じ成分から出来ている薬剤は他にもいくつかあります。施術の総称として「ボトックス」と呼ばれており、本記事でもボトックスと呼んでいますが、正式にはアラガン社のもの以外は「ボトックス」ではなく「ボツリヌストキシン製剤」または「それぞれの企業が定める名称」となり、両者では価格も大きく違ってきます。

クリニックによって使用する薬剤異なりますので、希望する薬剤があるかどうかを確認したうえでクリニックを選びましょう。

目尻

目尻のボトックスは、表情ジワを改善・予防する方法の一つです。また、注入の仕方によっては目尻のしわを減らすだけでなく、目の形を変えて、つり目を柔らかくすることもできます。

目尻のボトックスは、厚生労働省認可の薬剤「ボトックス」を使用する場合と、低価格の薬剤を使用する場合があります。

厚生労働省認可の薬剤は安全性や効果が高いとされており、費用は15,000~30,000円が相場です。低価格の薬剤は3,000円台から施術が受けられるというメリットがありますが、副作用や持続期間に注意が必要です。

眉間

眉間ボトックス注射は、眉間のシワを改善・予防する方法の一つです。眉間にしわができやすい方やすでにできてしまった方は、眉間ボトックスを検討してみてはいかがでしょうか。

眉間ボトックス注射には、厚生労働省認可の薬剤「ボトックス」を使用する場合と、低価格の薬剤を使用する場合があります。

厚生労働省認可の薬剤は安全性や効果が高いとされており、費用は15,000~30,000円が相場です。低価格の薬剤は3,000円台から施術が受けられるというメリットがありますが、副作用や持続期間に注意が必要です。

また、目尻に比べて眉間のほうが薬剤の注入量が少なくて済む傾向にあります。クリニックによって価格は変わるため全体の相場としてみると目尻も眉間も同じ価格帯ですが、同じクリニック内で比べた場合は目尻よりも眉間のほうが注入量が少ないぶん価格も安くなる場合があるでしょう。

目の下のボトックスに関する質問

目の下にボトックスを打つと嬉しい効果がたくさん得られることはわかっても、施術後のことが心配になりますよね。事前に知っておくことで今後の施術の参考になる、よくある質問をまとめました。

クマ取り施術を受けた後でも、ボトックスはすぐに打てる?

クマ取り施術にはいろいろな方法がありますが、どれも一般的に1〜2週間のダウンタイムがあり、完成形となるには約3か月を要します。

ダウンタイムが落ち着けばボトックス施術は可能ですが、同時に行うのは推奨されていません。3か月待ったほうが良いという医師もいます。クマ取り施術後すぐにボトックスを打ちたいという方は、自己判断せず、必ず医師に相談しましょう。

目の下のボトックス打ち続けるとどうなる?

ボトックス自体は打ち続けても人体に害はなく、打ち続けることで持続性が高まることもあります。しかし反対に、ボトックスの薬剤の元となっているボツリヌス菌に対する抗体ができ、効果が薄まってしまう場合もあります。

また、眼輪筋にボトックスを打つ場合、打ち続けることで効果が持続しますが、それは同時に眼輪筋を弱めているということでもあります。眼輪筋が弱まることで目の下にある眼窩脂肪が前へ出てきてしまい、黒クマの原因になることもありえます。新たな悩みを生んでしまわないためにも、続けるかどうかは医師とよく相談しましょう。

目の下のボトックスのダウンタイムは? 

ボトックスはダウンタイムが短いといわれていますが、目の周りは皮膚が薄く、内出血が起きやすい場所です。施術当日〜数日間は、長時間の入浴、マッサージ、飲酒、運動など、体温が上がって血行が促進される行為は控えてください。腫れや内出血が起こるリスクを高めてしまいます。

目の下のボトックスの効果継続期間は?

ボトックスを打った効果の継続期間には個人差がありますが、一般的には効果を実感し始めるまでに2〜3日、シワやたるみが改善するまでに1週間ほどかかり、その後は3〜4か月程度の持続が期待できます。6ヶ月を過ぎるとボトックスの成分は完全に代謝され、筋肉の動きも戻ってきます。

目の下のボトックスがおすすめなクリニック3選!

目の下のボトックスができるクリニックはたくさんあり、選ぶのが大変ですよね。おすすめのクリニック3選と、それぞれのクリニックの基本情報やおすすめポイントをご紹介します。

TCB東京中央美容外科

目尻・目の下のボトックス注射

TCB東京中央美容外科では、韓国製のボトックス「ボツラックス」を中心に取り扱っています。

初めて施術を受ける方には、「物足りないかもしれないが安全である量」を注入し、効き具合をみて最適量や最適部位を見定め、2回目以降は最適な施術をするという安全な方法を取っています。

ボトックスは注入量を誤ると望まない仕上がりになってしまうため、安心できる方法ですね。

痛みに弱い方には、表面麻酔や笑気麻酔、極細針も用意されています。

TCB東京中央美容外科のボトックスの料金

ボツラックス(目尻・目の下)
1部位 3,500円

2部位

6,400円

TCB東京中央美容外科の基本情報

院数 全国111院
営業時間 10:00~19:00
モニター制度 あり
無料カウンセリング あり

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TAクリニック

目元の表情じわ、つり目にお悩みの方におすすめの目尻・目の下ボトックス

TAクリニックでは、一部の施術に「TAC安心保証制度」を設けており、「目尻・目の下ボトックス注射」というメニューはこの制度の対象です。「TAC安心保証制度」では、TAクリニックの医師の診察により再治療が必要と判断された場合、1ヶ月間無料で再治療が受けられます。目安として2週間が経過しても変化がない場合は、無料で1回注入してもらうことができます。

TAクリニックのボトックスの料金

ボトックス注射 1部位 16,500円
ボツリヌストキシン注射
1部位 3,500円
2部位 6,400円

TAクリニックの基本情報

院数 全国9院
営業時間 10:00~19:00
モニター制度 あり
無料カウンセリング あり

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湘南美容クリニック

ボトックス注射・注入(アラガン)

湘南美容クリニックでは、アラガン社のボトックスを使用しています。アラガン社のボトックスは日本国内で唯一厚生労働省に認可されているもので、湘南美容クリニックでは、温度・品質管理を徹底して原産国のアメリカから輸入しているため、高品質であることが保証されています。高品質であることにより効果持続期間が長くなります。

また、通常使用する針よりも36%も細い「ナノニードル」が無料で使用可能で、痛みや内出血が出にくくなっています。

湘南美容クリニックのボトックスの料金

ボトックス注射
1部位 8,000円
2部位 15,200円

湘南美容クリニックの基本情報

院数
日本・海外212院
営業時間 9:00~18:00
モニター制度 あり
無料カウンセリング あり

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